6月第二週8日9日はリスクイベント集中で為替取引には厳重注意が必要

いよいよ2017年も半分近くが経過し6月相場が本格化しようしています。
ただ、この第二週はリスクイベント満載であり、それぞれのイベントごとに相場が上下に大きく振らされる可能性があり十分な注意が必要となりそうです。
時系列的にご紹介しますと次のようになります。

6月8日 午後8時45分、9時30分 ECB理事会政策発表、ドラギ会見

まずこの週最初に登場するのがECBの政策金利発表とその後のドラギ会見となります。
政策自体は今回は変更なしで現行政策継続の可能性が高まりますが、事前報道にもでていますように金融緩和政策を見直す方向の文言を声明に入れる可能性もでてきており、仮に声明に盛り込まれなくてもそのニュアンスがその後のドラギ会見で飛び出せば一気にユーロは対ドル、対円に対して買い上げられる動きとなりそうです。

ただ、逆に変更なしをドラギ総裁が強く打ち出せばユーロは失望売りとなる可能性もあり、ユーロドルの下落にユーロ円が
下落すればドル円も下押しになるリスクがあることを意識しておく必要がでてきます。

(Photo by Reuters)

(Photo by Reuters)

6月8日午後11時~コミー前FBI長官議会証言

遅れに遅れていたコミー前FBI長官の上院情報委員会での証言がECB理事会後のドラギ総裁会見が終わるあたりからバトンタッチするかのように開催されることになっています。トランプの事前段階でのロシア関与の内容をどう捜査する予定だったのかと同時にトランプサイドからなんらかの捜査中止圧力があったかどうかが焦点となる見込みで、何もなければそのままスルーとなりますが、重大が疑義が発生した場合にはドル円はここから一気に激しく売り込まれることになりそうです。ECBのイベントで果たしてドル円もユーロドルもどのレベルからこのイベントに直面するか次第ですが、ユーロドルはさらに一段上昇することが考えられますし、ドル円は大幅に円高方向にシフトすることも考えられ、まさに証言内容次第の状況となっています。

(Photo by Reuters)

(Photo by Reuters)

6月9日午前6時~イギリス総選挙投票締め切り

実は8日はイギリスの総選挙の投票日でもあります。イギリスは日曜ではなく木曜に投票するというのが伝統的な決まりになっており夜10時まで投票できることから、ちょうど日本時間の翌日9日朝6時に投票が締め切られれると出口調査を含めた見込みが発表されて、東京タイムの間に相場が大きく振らされる可能性が出てくる見込みです。いやなのは昨年も6月24日のBREXITの投票で投票後の見通しが残留となりながら蓋を開いてみたら結局離脱が決まるというまったく信用できなかった世論調査でしたから、事前予想を非常に信用しにくいのは間違いなく、今回もこうした調査のブレがでるのかどうかが心配されます。それ次第ではまたしてもポンドは上げて大幅に下げるといった動きになりますからこの時点でポンドにせよユーロにせよドル円にせよなにかポジションを抱えているのは非常にリスキーであるといえます。

(Photo by BBC)

(Photo by BBC)

このように3つのイベントの結果次第ではユーロドルもドル円もポンドも大きく動くことになりますので、一方向に上昇するとか下降するといった単純な動きにはならないことを十分に覚悟して売買に臨む必要がでてくるといえます。
できれば一回一回の売買は次のイベントが始まる前にしっかり利益確定するなりをして余分なしがらみを引きずらないことが重要になります。

また最初から一定の予想を決め込んでポジションをとるのはかなり危険なやり方になりますので、あくまで結果を見てから判断して動くことがお勧めとなります。
一旦大底をつけるような動きになればそれなりのショートカバーも出ますし、十分に売買の利益機会は登場することになります。あまり焦りすぎて相場を断定することのないように心がけるべきでしょう。

またどう動くかまったく予測できないと思うときには一旦退場して、様子をうかがうという休みの姿勢も重要になります。
お金を増やす機会でもありますが、証拠金を闇雲に減らす機会となるのがこうしたイベントの連鎖です。
冷静かつ手堅く売買をすることがお勧めとなります。


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