6月最終週は欧米の半期末 ~特殊なフロー要因の動きに注意

早いものでいよいよ6月も最後の週となりますが、日本は単なる月末で梅雨のうっとうしい期間に過ぎない6月末は欧米の企業にとっては会計年度における半期末、日本でいえば9月末の決算と同じになりますので、特別なフローが出やすくなります。
これは結構甘くみていますと巻き込まれることが多くなりますので要注意です。

6月最終週は米国株式市場の下押しにまず注意

6月末はまず米国から市場に影響がでやすくなります。
6月最終週はだいたいNYダウがほぼ一週間に渡って調整下落することが多く、月曜日から金曜日までそれなりの調整が出ることに注意が必要です。
足元の相場ではほとんど相場に材料がなくなっているだけに米国株が調整しますとドル円も下押ししやすくなる点はあらかじめ理解しておくべきでしょう。

ただ、一定の決算売りが終わると7月にかけてまた値を戻すこともありますので、時限的な下げと理解して深追いをするのはやめておくほうがよさそうです。本格的な調整売りがでるのはどうやら7月後半から8月にかけてとなりそうで、この夏は改めて下落に注意が必要になってくるようです。

ユーロを中心にLondon Fixで特別なフローが出ることにも注意

この時期にはユーロに期末要因で大きなフローが出やすくなることから、London Fixにおけるそれまでと異なる動きが示現することにも注意が必要になります。
とくにユーロドルとユーロポンドは午前0時に向けて買いが急に入ることが多くなりますので、月末の29日や30日には特に気をつけたほうがいい状況です。

ユーロポンドでいいますと英国は対ユーロ圏で大幅な貿易赤地国となっていることから、半期末についてはユーロ買いが非常に強くなることが毎回確認されています。
こちらも午前0時に向けて急激に買いが入るとが多くなります。ユーロが上昇するということはドル円もユーロ円に影響をうけて上昇することが多くなりますから、何が理由で上昇したのかまったくわからなくても実は裏でユーロ円の影響を受けていたということがよくあるものです。

今週の原油価格の動きには厳重な警戒が必要

ここのところほとんど大きな下落がなかったWTIの原油価格が急に1バレル10ドル以上の下落を示現しており、今週これ以上の下押しがあった場合にはさまざまな通貨に影響が出そうです。
こちらも半期末要因が絡む可能性がありますが、原油価格の下落は株価に影響する上、資源国通貨の上値を重くさせることからクロス円が全般に円高傾向となり、それを受けてドル円が下落することもあります。
為替の売買なのに原油の価格にまで気を使わなければならないのかと思われる方も多いと思いますが、為替相場はあらゆる市場と密接に繋がっていることから原油価格の下落は相場に大きな影響をもたらす

本来FOMCを受けて金利上昇期待だったドル円はまったく上がらない

足元の相場では米国の金利がFOMCを受けて多少なりとも上昇することが期待されたことから、ドル円もそれに連係して上昇する可能性が考えられましたが、FOMC以降も米国の金利はほとんど上昇することがなく、当然ドル円も上値を追える状況にはなっていません。
この状況も一体いつまで続くのかが非常に気になりますが、ドル円はとにかく米国の10年債利回りにかなり連動した動きを見せていますので、ここからも金利の推移を見ながら売買を続けていくことが重要になりそうです。

先週は市場参加者もかなり少なかったようで、為替相場は膠着状態にはいりつつあります。
そんな中で半期末の要因で思わぬフローが飛び出すと必要以上に相場が大きく動いてしまう可能性も高まりますので、方向感がよくわからないと思ったときには無理してポジションをもたずに様子を見る姿勢を保つことも大切になります。

ドル円1時間足ボリンジャーバンド推移(6/20~6/24午前6時)

ドル円1時間足ボリンジャーバンド推移(6/20~6/24午前6時)


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